マーダーミステリー

【検証】超能力で事件を解決!?極秘組織「サイ課」とは

一瞬で事件を解決。警視庁が存在を隠す極秘組織とは

あなたは『超能力』を信じますか
超能力で事件を解決、そんなことを信じられますか

警視庁刑事部超能力犯罪課「通称サイ課」。
「サイ課」は「サイエンス課」の略称だと世間では言われているが、一般的な捜査だけでは解決できない、未解決事件を担当する「サイキック課」ではないかと私は考えている。
なぜなら、今回の事件を解き明かした経緯を調べると、科学捜査で本当に解けたのか……という懸念が沸いたからだ。そこで私は独自に調べ、そして、ひとつの推論が導けたので、そちらをご紹介しよう。これはあくまで独自の考察であるが、信じるか信じないかはあなた次第……。

先日の暴行事件、一見凶器に思えないものが使われ話題となっていたことはご存じだろうか。
都内某所の音楽教室、突如現れた不審者が女性教師を襲った。
被害者はこん棒のようなもので叩かれ、ロープのようなもので絞められたと訴えた。
アリバイと動機のある人物はいたが、凶器が全く見つからない。
そんな中ある部署が捜査に加わったという知らせが入った。
それが『サイ課』である。

見えない凶器がサイ課によって見つかるかもしれない
私はすぐさま取材の準備をし、現場へ向かう手筈を整えた。
しかし私が取材に着手するよりも早く事件は解決したのだった。

サイ課が明かした事件の概要はこうだ。
犯人はピアノ製作会社の男性。女性教師がこん棒だと思ったもの、ロープだと思ったもの、これらがすべてピアノ線であった。
大量のピアノ線を束ねることで凶器を作り上げ、ピアノの点検と称して凶器を自然に処理していたのである。
科学捜査により首を絞めていたのはロープでないことは判明していたが、それがピアノ線であることは盲点だったようだ。
女性教師の意見を信じすぎた結果、捜査が錯綜してしまったのだろう。

そこで私が注目したいのはどうやって凶器の事実にたどり着いたかである。
サイ課が捜査に関与したとたん物的証拠が見つかった、これをどうとらえるか。
現場にあったピアノ線に異変を感じ解決まで向かった。
これを並外れた洞察力と片づけることもできるが、文字通りピアノ線から情報を汲み取っているとも考えられないだろうか。

ピアノ線から情報を汲み取る。そんなことが果たして可能なのか…

『なにか』を感じる能力

『サイコメトリー』 とは物から様々な情報を読み取ることができる能力だ
みなも少なからず触感や香りだけでない『なにか』を物から感じた経験があるのではないだろうか。それはなつかしさや、温かみ、不気味さや居心地悪さ、、。
そしてサイ課にはこの能力にたけたものがいるのではないか、私はそうにらんでいる。

何を急にオカルトじみたことをと思うかもしれないが、前述したサイ課の概要を思い出してほしい。
警視庁刑事部超能力犯罪課「通称サイ課」。
おもに一般的な捜査だけでは解決できない未解決事件を担当する。

これが本当に超能力者集団だとしたら、、
ない話ではないだろう。

今サイ課の2人が池袋のある事件に関与しているらしい
都内で起こっているいくつかの殺人事件、これらを連続殺人として調査しているようだ。
しかし被害者には統一性がない、どうつながりをみつけ解決するのか、、

私も取材に行くつもりだが、またいつの間にか解決してしまうかもしれない。
ぜひこの記事を読んだあなた、現場へ行ってみてくれ。
池袋という場所も不思議なところだ、現場に行けば君の隠された能力が開花するかもしれないぞ。
そうなれば君もいずれサイ課の一員に、、

未だ謎の多い特殊組織「サイ課」。果たして全貌が明らかになる日は来るのだろうか…

追記
皆は物からどんな情報を読み取っているだろうか
香り?感触?色?
それぞれ何となく感じるものがあるだろう

私は音を感じとることがある。
またオカルトな話であるが、ここまで読んだ君ならありえない話でないと思っているのではないだろうか。
物から音を感じ、そしてそれをもとに一曲を作る。
これに私は力を入れている。

そのため現場へ足を運び、事件に関わる物と触れる。
そうすることで、文字や映像では感じられない事件の背景を感じることができるからだ。

これは私が警察関係者に頼み込んで特別に見せてもらった
凶器のピアノ線から感じた音である。

これを聞いてなにをかっこつけているのだと感じるだろうか。
しかし私は自分の感性を大事にしたい。
そしてこの感じとり方だからこそのつよみもあると感じている。
私が感じた文字では表せない事件の背景、それを音なら伝えられる、そう考えている。

これを読み現場へ行った君
君も君の感性でリポートを残してくれると助かる。
楽しみにしている。

ミステリーアトラクションのご紹介

警視庁刑事部超能力犯罪課 サイ課アロー連続殺人事件

都内で起こっている複数の殺人事件。
警視庁内では、被害者に残された共通事項から
連続殺人事件として捜査されていた。
共通事項は被害者のポケットに残されたカード。
矢印のようなマークが描かれており、
関係者からは殺人者「アロー」と呼ばれている。
捜査が難航する中「サイ課」に白羽の矢が立つ。
超能力を持った二人が、現場に赴き事件解決へと奔走する。

開催日時:2023年7月21日(金)~2024年1月21日(日)まで
開催場所:WACCA池袋
https://mysterytown.jp/event/saika/

新里元大

投稿者の記事一覧

"大正大学 心理社会学部からインターンでミステリータイムス社 ミステリーマガジン部に所属。趣味は謎解きとDTM(パソコンで曲を作ること)。大学では社会学を専攻し、生きづらさの原因に興味あり。どんな人でも楽しく交流できるアトラクションを日々研究中。"

おすすめ記事1

【独占インタビュー】記憶を失った若者たちが急増!噂の”忘れさせ屋”に迫る!!

あなたは⼤切なはずの記憶を失ってはいないだろうか?近頃 豊島区界隈で“忘れさせ屋”と⾔う存在が若者…

神津恭介氏が顧問探偵に就任!!

本サイトを運営するミステリータイムス社の顧問探偵に名探偵 神津恭介氏に就任いただくことが決定致しま…

神津恭介の池袋 現場ルポ

皆さん、初めまして。神津恭介と申します。警視庁の囑託で、探偵として活動しています。最近、池…

PAGE TOP