第三章

そうか……!!!
この取材メモを取った四方さん……少し調べてみたら、「四方」とは京都でよく見る苗字らしい。四方さんは京都出身であると仮定すれば、彼が畳に関する情報を故郷で使用していた「京間」のサイズで記載していたのは納得だ。
しかしここ、池袋は東京……「江戸間」が使用されていたのだ。
そうなってくると、差分である7平米が気になる。
あの説明書きが嘘、という可能性もあることはあるが、あれは当時の建築士が書いたものだ。
建築士が説明書き内でわざわざ嘘を書く意味が分からない。
となると……実は「7平米分」は我々がまだ発見していないだけで、”どこか”にキチンとあるのではないだろうか。
突拍子もない考えだが、そう仮定すると全て辻褄が合ってしまうのだ。
……ここまで考えて、ふと思い出す。
「あれ。畳といえば……敷き方にルールがあったような……?」
私は手元のスマートフォンで調べ、自分の中の違和感が確信に変わった。

やっぱり!あそこの部屋、おかしくないか……?

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