オープニングセレモニーが開催されました
『池袋ミステリータウン』オープニングセレモニーが開催されました
2023年7月21日(金)に一般社団法人としまアートカルチャーまちづくり協議会が主催する『池袋ミステリータウン』のオープニングセレモニーが、東京建物Brillia HALL パークプラザにて開催されました。
『池袋ミステリータウン』は豊島区および豊島区観光協会、大正大学、民間企業各社が産学官連携でミステリーアトラクションを池袋に複数展開する取り組みです。 「江戸川乱歩作家デビュー100周年を機に、池袋を世界に誇る『ミステリー文化の聖地』にしたい」。そんなビジョンに賛同したアトラクション製作者や法人が集結し、運営するまちづくりプロジェクトです。
■プロモーション映像の上映
セレモニーの冒頭は、初公開のプロモーション映像が上映されました。
■劇場型のミステリーアトラクション
そして、プロジェクトに参画しているアトラクション製作者の方々6名が登壇。なんと、彼らは怪人20面相のようなコスチュームで登場しました。どうやらこのセレモニーは単なる式典ではなく、ここから劇場型のミステリーアトラクションが始まるようです。
「江戸川乱歩の未発表原稿が見つかった」という架空の設定のもと、江戸川乱歩のお孫さんである平井憲太郎さまよりアトラクション制作者たちへ原稿の贈呈式を行われました。しかし【怪人20men saw】を騙る盗賊より、その貴重な原稿が奪われるという事件が発生。セレモニー参加者全員で協力して謎を解き、怪人20men sawが持ち去るのを阻止する、というアトラクションが展開されました。
■関係者たちからのメッセージ
その後、今回のプロジェクトに協力している豊島区や各民間企業の方々、製作者らが、このプロジェクトに参画した理由や、想いをメッセージしました。
ご登壇いただいた方々は以下の通りです。
・豊島区長 高際 みゆき様
・としまアートカルチャーまちづくり協議会 小林俊史様
・サンシャインシティ 常務取締役 川上裕信様
・竹田印刷 執行役員 宮本輝信様
・講談社 ライツメディアビジネス局事業開発部 部長 都丸尚史様
・栄真株式会社 代表取締役社長 簱 栄一郎
・E-Pin企画 代表 城島和加乃様
・平井憲太郎様
■サプライズ発表も!
講談社の都丸様からは、「池袋ミステリータウンと『金田一少年の事件簿』がコラボレーションしたアトラクションの開催」が近日中にされることがサプライズ発表されました。大人気ミステリーマンガとのコラボアトラクションの発表に、会場は期待に湧きました。
■豊島区長もコスチューム姿でご登場!
協力関係者として最後に登壇したのは豊島区の高際みゆき区長でした。なんと、区長までもが怪人20面相のようなコスチュームで登場!意外な展開に会場はさらに盛り上がりました。
高際みゆき区長のコメント(一部抜粋)
「豊島区は音楽や演劇、マンガ、アニメなど様々な文化で盛り上げてきました。そして旧江戸川乱歩邸も、池袋にあります。これまで、ミステリー文化に踏み込んだ取り組みはあまりなかったんですが、豊島区は、京極夏彦先生の作品や石田衣良先生の『池袋ウエストゲートパーク』ですとか、様々な作品のミステリーの舞台になっているんです。今回、このような取り組みがあることをとても嬉しく思っております。魅力あるスポットが、点在する池袋は、「ウォーカブルな街」を目指しているので、池袋ミステリータウンのような取り組みで、池袋の街をめぐっていただけることはとても意味があると思っています。池袋の街をミステリーという文化で、ますます盛り上げていただければと思います。」
■最後は、オープンを記念し関係者でのテープカット
最後に池袋ミステリータウンのオープンを記念して、テープカットを関係者で行い、12のミステリーアトラクションが一斉に池袋各所でリリースされました。アトラクションWACCA池袋や平和通り商店街など、アトラクションの開催会場は初日から大変盛況となりました。